サイディングの反りは見逃してはいけない!原因と効果的な対策と予防法を紹介
サイディングに反りが発生する問題は、多くの家屋所有者が直面す重要な問題です
この記事では、サイディングに反りが発生する原因とその影響、さらにはその対策方法について解説します。
サイディングの反りが家屋の健康に及ぼす影響を理解し、効果的な予防策を学ぶことで、家を長持ちさせましょう。
目次
□サイディングが反る原因とその影響とは
サイディングの反りは、表面の防水効果が低下し、水の吸収により物理的な変形が起こることが主な原因です。
特に湿度の高い地域では、この現象に注意が必要です。
反りは、雨が降った後のサイディングが水を吸収し膨張し、晴れた日に乾燥して縮むことにより生じます。
これが繰り返されることで、サイディングは徐々に変形し、最終的には反りやひび割れを引き起こします。
サイディングが反ることによる影響は3つです。
*元に戻せない
サイディングはセメントが主成分であり硬いため、一度反ったサイディングは、元に戻せません。
反りができた後にできることは、反りが悪化しないために防水塗装をすることです。
*水の侵入による損傷
反りや浮きが発生すると、壁に隙間が生じ、雨水が内部に浸入してしまいます。
これが雨漏りや内部の木材の腐食を引き起こし、家屋の強度を低下させることにつながります。
*側面・裏側からの吸水
サイディングに反りが発生すると、防水加工されていない側面や裏面にも水が直接当たるため、さらなる強度低下や損傷を招く可能性があります。
□サイディングの反りを防ぐための対策
それでは上記のリスクにさらされないために、どのような対策をすれば良いのでしょうか。
ここでは、サイディングの反りを防ぐための対策を2つ紹介します。
1:定期的な塗装メンテナンス
サイディングの耐久性と防水性を保つためには、定期的な塗装が欠かせません。
窯業系サイディングでは7~10年ごと、金属系では10~15年ごとが塗装メンテナンスの目安です。
このタイミングを逃すと、反りや浮きのリスクが高まってしまいます。
2:コーキングのメンテナンス
コーキング剤は、外壁の目地部分で最も早く劣化する部分です。
コーキングのメンテナンスには、打ち替えと増し打ちの2種類がありますが、基本的には打ち替えが推奨されます。
打ち替えにより、防水性や柔軟性が高められ、反りや浮きの予防につながります。
□まとめ
この記事では、サイディングの反りが生じる原因とその影響、さらには予防策について解説しました。
家屋の長期的な健康を保つためにも、適切な時期に塗装メンテナンスとコーキングメンテナンスを行うことがおすすめです。
当社では即日で、サイディングの健康を保つための住宅メンテナンスサービスを提供しております。
町田市周辺にお住まいの方で、住宅のメンテナンスにお困りの方は当社へご相談ください。